LRD News _vol.5

~季節によって変化する基礎代謝~

前回までのNewsでは基礎代謝は、年齢や性別などにより異なることをお伝えしましたが、基礎代謝は季節によっても変化します。
外気温が高い夏は、体温の維持のために使うエネルギーが最小限で済んでしまい、基礎代謝は1年の中で最も低くなります。
エネルギー消費量を安定的に維持できるよう、暑い夏に向けてプログラムでの運動に一層力を入れていきましょう!

基礎代謝は季節によっても変化する

夏バテして食事量が減ってもそれほど体重が落ちないことはありませんか?
要因はいろいろありますが、外気温が体温に近い夏は、体温保持に必要なエネルギー量が最小限で済み、寒い季節より基礎代謝量が下がることも要因の一つとされています。

逆に、寒い冬に食事量が増えてもそれほど体重が増えなかったことはありませんか?
気温が低くなると、体温を上げるためエネルギー量が増え、基礎代謝量が上がることも要因の一つとされています。

しかし、近年では冷暖房設備等の普及により、寒冷・酷暑の外気温にさらされる時間が減少しているため、基礎代謝量の季節変動の幅が狭まってきているようです。

基礎代謝量があまり上がらない夏に向けて、適度な運動を行って消費エネルギー量を増やされてはいかがでしょうか!?

体のタイプでも代謝は異なる

筋肉量が多く運動好きの人は、寒さが厳しい場合、体温が下がらないように上手に代謝を活性化させてエネルギーの消費を増やして、体温を保つことができます。

一方、あまり動くのが好きではなく筋肉量が少ない人は、代謝を活発にして体温を上げることが出来ず、身体に体脂肪を蓄えることで体温を保とうとします。
筋肉が多い人は太りにくく、筋肉が少ない人は太りやすくなるのは、このためです。

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