LRD News _vol.4

~エネルギーの消費について~

1日に消費するエネルギーの中で、もっとも多くの割合を占めるのが基礎代謝です。そのため『減量の一番の近道は基礎代謝を高めること』と言われています。
しかし、なにもしなければ年を重ねるごとに基礎代謝は低下していきます。加齢に伴う変化に負けないよう、筋肉を鍛え、エネルギーを消費しやすい身体を維持しましょう。

エネルギー消費について

人間が生命を維持し、機能するための消費エネルギーは、大きく3つに分類されます。
 ①生命を維持する「基礎代謝量」約60%
 ②運動で消費する「身体活動量」約30%
 ③食事で消費する「食事誘発性熱産生(DIT反応)」 約10%

一般的な基礎代謝量は、成人男性で1日1200~1600kcal、成人女性では1000kcal~1200kcalです。

基礎代謝は体格によるため、女性は男性より基礎代謝が低い傾向にあります。
妊娠・出産という大切な機能を備えていて、男性より多くの体脂肪を蓄え、筋肉量が少ないことも原因です。

年齢による基礎代謝の比較

基礎代謝は年齢によっても変化します。男女とも基礎代謝は10代がピークで、加齢に伴い少しずつ低下、40代を過ぎると急激に下降します。
この基礎代謝の低下をくい止めるには、筋肉が衰えないように鍛えることが必要です。

筋肉を鍛えて基礎代謝を上げると、食事誘発性熱産生(DIT反応)も高まり、脂肪が燃焼しやすい身体になり、減量の効果が期待できます。
しなやかな筋肉を目指すには、水中エクササイズ等がお勧めですが、運動については、担当のインストラクターにご相談ください。
運動のプロですから、あなたにピッタリの方法を探してくれると思います。

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