LRD News _vol.3

~総消費エネルギーと基礎代謝の関係~

エネルギーの消費は主に「筋肉組織」で行っているため、1日の総消費エネルギー量は、基礎代謝量と1日の活動量で決まります。
摂取したエネルギーを、いかに多く消費するかは、「基礎代謝量の向上」と「筋肉量の増加」がポイントになります。

基礎代謝年齢って何だろう?

基礎代謝は加齢とともに低下します。
「実際の基礎代謝が、何歳の基礎代謝基準値に相当するか」は、「性・年齢階層別基礎代謝基準値」(厚生労働省)で確認することができ、当てはまった年齢階層が、個々の基礎代謝年齢となります。

筋肉が少なく体脂肪が多い人は、基礎代謝年齢が高く出る傾向にあります。
実年齢に近づけるためには、筋肉量を増やすトレーニングと脂肪を効率良く燃やす運動、筋肉の材料となる良質なたんぱく質を含む食事を摂る事が大切です。

身体の中でエネルギーを消費する活動は、主に「筋肉組織(心臓や肺などの内臓も筋肉でできています)」中心に行っており、脂肪組織ではほとんどエネルギーを消費しません。
筋肉量を増やし体脂肪を減らすことで基礎代謝が上がり、基礎代謝年齢を下げる(若くする)ことができるのです。

1日の総消費エネルギー量はどのくらい?

総消費エネルギー量 = 基礎代謝量 × 生活活動強度指数

【生活活動強度指数の内容】
 Ⅰ(低い)1.3
 散歩や買い物など比較的ゆっくりした1時間程度の歩行の他、大部分は座位での読書、勉強、談話、また座位や横になってのテレビ、音楽鑑賞などをしている場合

 Ⅱ(やや低い)1.5
 通勤や仕事などでの2時間程度の歩行や乗車、接客、家事等立位での業務が比較的多い他、大部分は座位での事務、談話などをしている場合

 Ⅲ(適度)1.7
 1日1時間程度は速歩やサイクリングなど比較的強い身体活動を行っている場合や、大部分は立位での作業であるが1時間程度は農作業や漁業などの比較的強い作業に従事している場合

 Ⅳ(高い)1.9
 1日のうち1時間程度の激しいトレーニングや、木材の運搬、農繁期の農耕作業などのような強い作業に従事している場合

1日の総消費エネルギー量は、個々の基礎代謝量と家事や仕事など日常生活の基礎となる運動量(生活活動強度)によって異なります。
同じ年齢、同じ性別でも、基礎代謝が高く生活活動強度が高い人ほど、必要なエネルギー量が高くなります。

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