喫煙と健康問題を理解しよう

たばこ

たばこによる健康への影響

喫煙が健康に及ぼす悪影響については、長い研究の歴史があり、多くの研究結果が蓄積しています。
喫煙者のみならず、他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙による健康への影響も深刻です。

 

◆喫煙者◆
喫煙者に、がん、心臓病、脳卒中、肺気腫、喘息、歯周病等、特定の重要な疾病の罹患率等が高いこと、及びこれらの疾病の原因と関連があることは多くの疫学研究等により指摘されています。
さらに、近年、喫煙がメタボリックシンドロームや糖尿病の発症リスクを高め、動脈硬化を助長させて、心筋梗塞・狭心症等の虚血性心疾患や脳卒中をひき起こしやすくなることがわかってきています。

 

◆喫煙女性◆ 
喫煙が女性に及ぼす悪影響として、女性ホルモン分泌減少・血行障害やビタミンCの大量消費で、肌の潤い・ツヤが失われ、肌の老化がすすむといわれています。さらに、非喫煙者に比べて閉経が1~2年早く、女性ホルモン低下により骨粗しょう症の発症が早くなるといわれています。
また、妊婦の喫煙による流産、早産、低出生体重児等などの発生率が上昇することも報告されており、妊娠中の喫煙が胎児の発育に悪影響を及ぼすことが指摘されています。

 

◆受動喫煙◆
たばこの煙による健康への悪影響は喫煙者本人にとどまりません。他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙によって健康への悪影響が生じることも指摘されています。
受動喫煙により、肺がんや心臓病など様々な疾患の罹患率が上昇したり、非喫煙の妊婦でも低出生体重児の出産の発生率が上昇するという研究成果が報告されています。

 

▪喫煙に係る健康問題の詳細はこちらから (厚生労働省のホームページに遷移します)

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