プログラム内容
プログラムの趣旨
誰でも突然、健診の結果で「あなたは『糖尿病』です」と言われたら、びっくりしてしまいます。そして、そのようにびっくりした時に、いくら糖尿病の話をされても自分のこととして受け止めることは難しいのではないでしょうか。
落ち着いている今、血糖値が高いという現状と向き合ってみませんか。
この度、直営保養施設や健保会館を利用してリラックスし、おいしい食事をたのしみながら糖尿病のことを一緒に学ぼうという研修を企画いたしました。
何の予備知識も必要ありません。血糖値と体の関係などの話は、医師がわかりやすく説明し、最新の糖尿病教育のカリキュラムを提供いたします。
そして、食生活についてはヘルシーメニューを提供し、食事しながら、管理栄養士がわかりやすくお話しします。
今回の研修は自分の何気ない癖に気づき、体の中で起こっていることを自覚し、どうしたらよいのかを身に付けることをゴールとしています。
本プログラムは2日間の研修ののち、3回の電話フォローアップで糖尿病をセルフマネジメントできる力を習得する内容となっています。
健康は、職場にとっても、ご家族にとっても、そして何よりこれから5年後、10年後のご自身の生活設計にも大切なものです。本プログラムは、健康を見直すきっかけにしていただけると思います。
ご自身の健康管理・健康増進のよい機会として、ぜひご参加ください。
日程
<館山宿泊コース>
令和6年5月11日(土)~5月12日(日)
<市ヶ谷日帰りコース>
令和6年5月25日(土)~5月26日(日)
対象者選定条件
- 直営並びに関東甲信の契約健診機関で健康診断を受診した被保険者および被扶養者
- 健康診断時に記載の住所地が、関東甲信の被保険者および被扶養者
- 令和5年4月~令和5年9月の健診結果で、ヘモグロビンA1c(NGSP)が6.5~7.9%の方
- 基準に該当する方には、通院歴にかかわらずご案内しています。
その他:現在妊娠中の方、糖尿病その他疾患で通院加療中の方は、プログラム参加の可否について主治医とご相談のうえ、お申し込みください 。
プログラムの流れ
申込締切 |
令和6年4月9日(火)23:59 |
参加決定通知 |
令和6年4月11日(木)までに |
教育研修(当日) |
宿泊
日帰り
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フォローアップ |
介入方法:電話指導3回(約20分/回) |
閉講式(評価検査) |
令和6年11月9日(土) (市ヶ谷健保会館) 介入の効果測定として、血液検査を行います。
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研修の内容
医師の健康講話 糖尿病専門医監修
- 糖代謝のメカニズム
- 検査数値のみかた
- 治療のプロセス 治療しないとどうなるの?
- コントロールの目標 など
管理栄養士による栄養のお話
- 糖尿病の基本の食事(食事チェック、血糖コントロールのための食事を見直すヒントなど)
- 保養所・レストランでの食事メニュー解説 (何をどのように食べたらいいの?実践講座)
保健師による血糖自己測定指導と測定支援
食事の前後等に9回測定します。
- 血糖自己測定を行う意味
- 正しい血糖測定をするための手順
- 測定器の取り扱い方
- 採血、測定のコツ
健康運動指導士によるウォーキング実践講座
<講師> 順天堂大学医学部附属順天堂医院 健康スポーツ室
- 健康運動指導士
座学と実践で、正しく、効果のある歩き方を身につけます。運動による血糖の変動も体感していただきます。
セティ先生のヨガ教室
<講師>
- 秀子・セティ先生
- アニール・セティ先生
<ヨガで身体の手入れをしましょう>
身体のこわばり気づいていますか?
力が入りすぎた身体をリセットしましょう。
身体をメンテナンスするといい睡眠がとれます。
個別面談
- 医師による個人面談(15分程度/人)
- 専門職との個別面談(30分程度/人)
個人の状況確認及び不安の確認、今後の流れ、病院受診の手続き
2週間の血糖モニタリング
FGM機器を用いた2週間の血糖モニタリングを実施します。詳細は研修時にご案内しますが、血糖値の1日の動きを確認して、生活習慣・血糖コントロール改善にお役立てください。
実施要領ダウンロード
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お問い合わせはデータヘルス計画推進課へ
Tel. 03-5925-5340
受付時間/ 月曜~金曜(祝日・年末年始を除く) 9:00~17:00