トスラブ箱根のいま

秋の風物詩 仙石原ススキ草原

仙石原ススキ草原
※ 全ての画像は2025年以前のものです

初秋の仙石原は、黄金色に輝くススキの穂と、その背景に広がる緑のコントラストが美しい季節を迎えます。台ヶ岳の北西麓に広がるこの地域は、9月下旬から11月初旬にかけて、秋の箱根を代表するススキの草原として、多くの観光客を魅了します。

小道をたどって高台に登れば、ススキの原が眼下に広がり、その穂波の中を散策する特別な体験ができます。息をのむほど美しいススキの野原を、ぜひ一度ご覧ください。仙石原のススキ草原は「かながわの景勝50選」にも選ばれています。

この時期、草原から北へ約500mの仙石原浄水センター手前に、無料の臨時駐車場が設けられますので、お車でお越しの方も安心です。

開催日 9月から11月にかけて
場所 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
バス 箱根湯本駅より箱根登山バス 桃源台線 約30分、「仙石案内所前」バス停下車
駐車場 臨時駐車場あり(無料)

Tel. 0460-85-5700 箱根町総合観光案内所

第56回仙石原すすき祭り
日時 9月15日(月・祝) 15:00~
場所 仙石原公園(仙石原文化センター)
  • 詳細につきましては、公式サイトをご確認の上、おでかけ下さい。

Tel. 0460-84-3500 箱根町仙石原観光協会

箱根町の情報

箱根町観光協会さんが運用する公式ホームページです。最新ニュースや箱根の魅力など、旬な情報が発信されています。

野鳥の森 箱根、さえずり響く自然の宝庫

ビオーレ中庭
ビオーレ中庭

箱根は、富士箱根国立公園の中心として豊かな自然が保護されています。そのため、緑深い森林が広がり、数多くの野鳥が飛び交う場所となっています。散策中に少し耳を澄ませば、キビタキ、ホトトギス、ウグイス、メジロ、コジュケイなどの美しいさえずりが聞こえてくるでしょう。また、水辺に目を向ければ、カワセミ、カルガモ、ハクセキレイ、セグロセキレイといった鳥たちに出会えます。

特に、湖尻集団施設地区周辺は、森、草地、湖が織りなす多様な自然環境が魅力で、知る人ぞ知る野鳥の穴場スポットです。観察小屋も設置されており、渡りの途中で立ち寄る珍しい鳥を観察できるチャンスもあります。ぜひ、バードウォッチングをしながら、または湖畔までのお散歩を楽しみながら、箱根の豊かな自然と野鳥たちの営みを満喫してください。

富士箱根伊豆国立公園 湖尻集団施設地区

湖尻集団施設地区

自然学習歩道

芦ノ湖の北側に位置し、仙石原方面から来て最初に芦ノ湖畔に出る場所です。面積は約117.7ヘクタール、地区内には公共施設・宿泊施設・芝生が広がる広場や、散策路・自然学習歩道などが設けられ、富士箱根伊豆国立公園区域内の利用拠点となっています。

中心部に箱根ビジターセンターがあり、その周辺に子供の広場・白百合台園地・花の広場・50周年記念広場、野鳥の森・つどいの原っぱ・湖畔ふれあい園地などがあります。

野鳥の森

子供の広場の北側に位置します。
実のなる木を多く植え、池を造り、野鳥が飛来するように整備されています。観察小屋もあり、野鳥の生態を見ることができます。

バス 箱根湯本駅より箱根登山バス 桃源台線 約41分、「公園管理事務所前」「白百合台」「箱根レイクホテル前」「桃源台」各バス停下車
駐車場
  • 箱根出張所前(無料)
  • 環境省事務所前(無料)
  • 箱根ビジターセンター(無料)
  • 芦ノ湖キャンプ村前(無料)
  • 桃源台(無料)
  • 林間駐車場(有料/ 1,000円/ 1回)

箱根神社 平和の鳥居

平和の鳥居

元箱根湾の湖中にそびえ立つ箱根神社「平和の鳥居」は、その神秘的な姿から絶好のフォトスポットとして多くの人々に親しまれています。

この水中鳥居は、1952年にサンフランシスコ講和条約の締結を記念して建立されました。さらに、1964年には箱根神社御鎮座1200年と東京オリンピック開催を記念し、「平和」と書かれた額が掲げられました。この額の文字は、講和条約の全権特命大使を務めた吉田茂元首相の直筆によるもので、それ以来、「平和の鳥居」として広く知られるようになりました。

歴史と自然を感じる散策路、旧街道杉並木

箱根旧街道杉並木

芦ノ湖畔の旧東海道にそびえる杉並木は、樹齢最高350年の大木が連なる壮大な景観です。かつて江戸と京都を結び、多くの旅人が行き交った東海道の面影を今に残しています。往時の風情をそのままに感じられるこの箱根旧街道は、豊かな緑に包まれた散策コースとして親しまれています。やさしい木漏れ日が差し込む中、歴史に思いを馳せながら、散策してみてはいかがでしょうか。

バス 箱根湯本駅より箱根登山バス 箱根町線 約43分、「箱根支所前」バス停下車

Tel. 0460-85-5700 箱根町総合観光案内所

箱根旧街道を満喫

湯本~箱根 石畳ハイキングコース

箱根旧街道

箱根旧街道は、かつて「箱根八里」として知られ、多くの旅人が行き交いました。今回ご紹介するハイキングコースは、箱根湯本から箱根関所まで続く、約11.6kmの道のりです。所要時間は約4時間25分。江戸時代に「箱根馬子唄」にも唄われた旧街道を実際に歩き、当時の面影を色濃く残す石畳や旧街道休憩所などで、歴史のロマンに浸ることができます。

出発地点は、箱根湯本駅すぐ近くの「三枚橋」バス停です。コース沿いには箱根登山バスが運行しており、観光スポットごとにバス停があります。そのため、ご自身の体力に合わせて好きな場所からスタートできるのも、このコースの大きな魅力です。

バス 小田原駅より箱根登山バス 箱根町線・桃源台線 約15分、「三枚橋」バス停下車
最寄駅 箱根湯本駅より三枚橋へ 徒歩約7分
箱根旧街道(石畳)コース

箱根湯本駅 → バス停 三枚橋 → 正眼寺 → 箱根観音 → 鎖雲寺 → バス停 畑宿 → 箱根旧街道休憩所 → 箱根旧街道石畳 → 元箱根 → バス停 箱根関所跡

箱根旧街道休憩所

箱根旧街道休憩所
箱根旧街道休憩所

ハイキングの途中に立ち寄れる無料の休憩所です。休憩所の奥には旧街道資料館があり、東海道の難所「箱根越え」に関する資料や、昔の駕籠、御用薬箱、長持ちなどが展示されています。隣接するのは、江戸時代初期創業で約400年続く歴史ある茶屋です。当時、箱根地域には13軒の茶屋があったそうですが、その中で現存する一軒が「甘酒茶屋」です。

バス 箱根湯本駅より箱根登山バス 箱根旧街道線 約30分、「甘酒茶屋」バス停下車すぐ前

山中城跡公園

山中城跡公園

富士と駿河湾を望む、歴史息づく絶景の日本百名城
山中城は、永禄年間(1560年代)に後北条氏が小田原城を守るために築いた山城です。駿河湾と田方平野、そして遠く韮山城まで見渡せる要衝でした。しかし、天正18年(1590)、天下統一を目指す豊臣秀吉の大軍の前に、わずか半日で落城したと伝えられています。

昭和9年(1934)に国の指定史跡となり、昭和56年(1981)からは城跡公園として一般に開放されています。その景観は素晴らしく、天気の良い日には雄大な富士山と広がる駿河湾を、まさに一望に収めることができます。歴史ロマンと絶景が同時に楽しめる場所です。

山中城跡 案内所兼売店
営業時間  10:00~16:00
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 案内所兼売店がお休みでも、公園はいつでも利用できます
バス 元箱根港より東海バス三島駅行き 約15分、「山中城跡」バス停下車
箱根町港から約7.7km、国道1号を三島方面へ向かい道路沿い
駐車場 無料(9:00~17:00)

Tel. 055-985-2970 山中城跡 案内所兼売店

近隣施設

国指定文化財、北条氏の水軍の拠点とされた城跡

小田原市の情報

小田原市観光協会さんが運用する公式ホームページです。最新ニュースや小田原の魅力など、旬な情報が発信されています。

小田原宿なりわい交流館

小田原宿なりわい交流館
小田原宿なりわい交流館
2025年8月1日リニューアルオープン

昭和7年(1932)に建てられた旧網問屋を再整備した小田原宿なりわい交流館。小田原の商家に特徴的な「出桁 [だしげた] 造り」や、2階正面の「出格子窓」が、当時の旅籠の雰囲気を今に伝えます。また、関東大震災後に耐震工法として取り入れられた「洋小屋構造」など、随所に当時の小田原の時代背景を感じさせる貴重な建物です。

現在は、市民や観光客の皆さんが気軽に立ち寄れる「お休み処」として、また市民活動の発表の場としてご利用いただけます。歴史を感じながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。

営業時間 10:00~17:00 1階 観光案内・お休み処
2階 自由空間(事前予約制)
休館日 12月29日~1月1日(臨時休館あり)
入館料 無料
最寄駅 小田原駅東口より 徒歩約15分
駐車場 なし(小田原駅周辺の有料駐車場をご利用ください)

Tel. 0465-20-0515 小田原宿なりわい交流館

小田原はご当地マンホールの宝庫

デザインマンホール(蓋)を見つけよう

全国ではデザインマンホール蓋が注目されており、マンホールカードも発行されるなど、話題を集めています。市内にもアニメなどのキャラクターデザインのマンホール蓋が多くあります。観光と合わせて、ご当地マンホールを探しに出かけてみてください。

  • マンホールカードは無料でもらえます

小田原のロケ地

小田原市立中央図書館
海のはじまり/ 小田原市立中央図書館

小田原は、その美しい街並みや歴史的な建造物が、数々の映像作品のロケ地として選ばれてきました。NHKの「ドラマ10」や連続テレビ小説にも登場するなど、テレビで目にした方も多いのではないでしょうか。これらのロケ地は、気軽に観光できるスポットでもあります。作品の世界観に触れながら、小田原の魅力を存分にお楽しみいただけます。ご訪問の際は、周囲の方々へのご配慮をお願いいたします。

小田原で撮影された主な映画・ドラマ
  • 法廷のドラゴン/ 2025年
  • 海のはじまり/ 2024年
  • 虎に翼/ 2024年
  • 忍びの家/ 2024年
  • 透明なゆりかご/ 2018年
  • 弱くても勝てます/ 2011年
  • 世界の中心で愛を叫ぶ/ 2004年

小田原駅から気軽にサイクリング

ぐるりん小田原

竹の小径
竹の小径
場所: 小田原市板橋

小田原駅東口駐車場で自転車を借りて、気軽にちょっと遠くまで足を伸ばしてみませんか? お城周辺の文学館はもちろん、歴史ある西海子小路 [さいかちこうじ]、活気ある小田原漁港、そして海へと続くトンネル、かまぼこ通りなど、爽やかな風を感じながら、さまざまな観光スポットを巡ることができます。

貸出場所 利用時間
小田原駅東口駐車場内(市民交流センター) 9:00~16:30(最終貸出は15:30まで)
小田原市観光交流センター 9:30~16:30(最終貸出は15:30まで)

早川臨時観光案内所

  • 土・日曜日、祝日のみ営業
9:30~15:30(最終貸出は15:00まで)
利用料金
  • 普通自転車 1回 500円
  • 電動アシスト付自転車 1回 1,000円
  • クロスバイク 1回 1,000円

Tel. 070-5456-2288 小田原駅東口駐車場
Tel. 080-6794-2189 小田原市観光交流センター
Tel. 080-6794-3658 早川臨時観光案内所

小田原といえば

日本三大深湾の一つである相模湾が有名です。毎朝、相模湾で獲れた新鮮な魚介が水揚げされ、市場や食堂に並びます。また、豊かな自然環境に恵まれ、農産物も豊富です。これらの地元の食材を活かした料理も多く、小田原は魅力にあふれた地域です。ご当地マンホール探しやロケ地巡り、城下町小田原の観光とともに、ご当地グルメをぜひお楽しみください。最新の情報は「リトルトリップ小田原」をご確認願います。

小田原城総構ウォーキング

小峯御鐘ノ台大堀切
小峯御鐘ノ台大堀切

戦国時代最大といわれる規模を誇った小田原城
小田原城の総構 [そうがまえ] は、小田原北条氏が豊臣秀吉との合戦に備え、天正18年(1590)までに小田原城とその城下を囲って築いた、総距離9kmにも及ぶ自然の地形を活かした、堀と土塁による要塞跡です。豊臣軍21万・北条軍3.4万と兵力の差は歴然でしたが、勝つための秘策が総構でした。

深さ10m以上、角度50度以上の傾斜はそそり立つ壁、関東ローム層と呼ばれる粘土質の赤土はツルツル滑り、堀底から這い上がるのは不可能でした。総構に手を焼いた秀吉をはじめ参陣した武将は、北条氏降伏後、自分の居城にも総構を築きました。その後の城のあり方に大きく影響を与えた、壮大な歴史遺構です。散策路として整備され、「稲荷森」「小峯御鐘ノ台大堀切東堀」や「三の丸外郭新堀土塁」「八幡山古郭東曲輪跡」など、当時を偲ぶことができます。

所要時間 約1時間30分

小田原フラワーガーデン

秋のローズフェスタ
秋のローズフェスタ
10月中旬~11月下旬開催予定

小田原フラワーガーデンでは、四季折々の美しい花や植物を一年中楽しめます。特に、トロピカルドーム(大温室)では熱帯・亜熱帯植物が、渓流の梅林では約200種の梅が鑑賞できます。また、春と秋には約160品種360本の鮮やかなバラが一斉に咲き誇ります。

9月には特別なイベント「養蜂体験 みつばちのヒミツ」が開催されます。
公園内で大切に育てているセイヨウミツバチから採れた、とれたてのはちみつを使った商品が並びます。さらに、養蜂体験や、はちみつ・蜜蝋を使ったワークショップなど、この時期だけのユニークな体験が楽しめます。

昨年度実施
開園時間

9:00~17:00(入館は16:30まで)

休園日

月曜日(祝日・休日の場合は翌日)、年末年始

入園料 無料
トロピカルドーム温室: 有料(大人200円・小中学生100円)
バス 小田原駅東口より伊豆箱根バス フラワーガーデン・県立諏訪の原公園行き 約30分、「フラワーガーデン」バス停下車
電車 小田原駅より伊豆箱根鉄道大雄山線 約10分、「飯田岡駅」下車 徒歩約20分
駐車場 148台(無料)

Tel. 0465-34-2814 小田原フラワーガーデン

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