令和6年度健診種別とオプション検査及び利用料金の変更について

令和6年度健診種別とオプション検査及び利用料金の変更について

当組合の健診の実績と状況を踏まえ、ドックの名称・検査項目の統一によるわかりやすいコース設定、またオプション検査の追加による充実した検査項目としました。

令和6年度健診事業の変更点

  1. 人間ドックを3コースに変更
     ①人間ドックA(胃部検査なし) 
       ②人間ドックB(胃部X線検査)
       ③人間ドックC(胃内視鏡検査)
     健保指定ドックと2日人間ドックはなくなります。
  2. 人間ドックのオプション検査を3項目追加
     ①頸動脈超音波(40歳以上偶数年齢)
     ②心臓超音波 (40歳以上偶数年齢)
     ③大腸内視鏡 (50歳以上)
  3. 人間ドック(胃部X線)および脳MR検査の料金変更

※対象年齢は、健診を受診する年度末年齢です。

 

令和6年度健診種別・受診資格・利用料金

健診種別

 健診種別  健診内容  受診資格 利用料金(税込) 
 基本健診  すべての年齢の被保険者が受診できる基本的な健診です。 ・被保険者
・被扶養者である配偶者
・年度末年齢30歳以上の被扶養者
2,000円
 人間ドックA
(胃部検査なし)
 基本健診に眼圧や眼底検査、腹部超音波検査などの項目を加えた検査です。胃部の検査は含みません。 ・年度末年齢35歳以上の被保険者
・年度末年齢35歳以上の被扶養者
6,000円
 人間ドックB
(胃部X線検査)
基本健診に眼圧や眼底検査、腹部超音波検査などの項目を加えた検査です。胃部の検査はX線になります。 ・年度末年齢35歳以上の被保険者
・年度末年齢35歳以上の被扶養者
8,000円
 人間ドックC
(胃内視鏡検査)
基本健診に眼圧や眼底検査、腹部超音波検査などの項目を加えた検査です。胃部の検査は内視鏡になります。 ・年度末年齢35歳以上の被保険者
・年度末年齢35歳以上の被扶養者
10,000円

オプション検査

 検査項目  受診資格  利用料金(税込)
 子宮頸がん検査と経膣超音波  健診受診者  1,000円
 乳腺超音波  健診受診者  1,000円
 マンモグラフィ  年度末年齢40歳未満の健診受診者  3,000円
 マンモグラフィ  年度末年齢40歳以上の健診受診者  1,000円
腹部超音波  年度末年齢30歳以上の基本健診受診者 2,000円
 脳MR  年度末年齢40歳以上偶数年齢の人間ドック受診者 10,000円
 肺CT  年度末年齢40歳以上偶数年齢の人間ドック受診者  5,000円
 頸部超音波  年度末年齢40歳以上偶数年齢の人間ドック受診者 2,000円
 心臓超音波  年度末年齢40歳以上偶数年齢の人間ドック受診者 4,000円
 大腸内視鏡  年度末年齢50歳以上の人間ドック受診者 12,000円

令和6年度検査項目

 

 健診の種類と検査項目 基本健診 人間ドック
(胃部検査なし)
人間ドック
(胃部X線)
人間ドック
(胃内視鏡)
 問診  既往歴及び業務歴(喫煙歴及び服薬歴を含む)
 自覚症状及び他覚症状の有無
 医師による理学的検査(身体診察)
 測定  身長・体重・BMI・腹囲・血圧
 血液一般  赤血球・血色素量・白血球・ヘマトクリット・血小板
 MCV・MCH・MCHC  
 血中脂質  空腹時中性脂肪または随時中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール・Non-HDLコレステロール・総コレステロール
 腎機能  尿蛋白・尿糖・尿潜血(半定量)・尿素窒素・血清クレアチニン・尿酸・e-GFR
 肝・胆    AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP・ALP
 総蛋白・LD・総ビリルビン・アルブミン  
 コリンエステラーゼ  
 HBs抗原(定性)・HCV抗体  
 糖代謝  空腹時血糖または随時血糖・HbA1c
 血清反応  CRP(定量)  
 感覚器  視力
 眼底
 眼圧  
 聴力
 呼吸器  胸部X線
 肺機能  %肺活量・努力性肺活量・1秒量・1秒率  
 生理機能  心電図(12誘導)
 消化器  胃部X線      
 胃内視鏡      
 便潜血反応免疫2回法
 腹部超音波(肝・胆・膵・腎・脾)
 前立腺  PSA(50歳以上の男性のみ)  

 △:40歳以上は医師の判断で実施
 ■:30歳以上はオプションにて選択可
 ◇ : 契約健診機関では実施、直営健診センターでは医師が必要と判断した場合に実施

Q&A

Q1.今回の健診の種類を見直した理由を教えてください。

A1
当健保の健診の実績と状況から、人間ドックの検査項目(胃部検査以外)を統一し、わかり易いコース設定にしました。また、これまでの健保指定ドック受診者が人間ドックA(胃部検査なし)を受診した場合、検査内容がグレードアップすることから、生活習慣病予防対策のひとつになると考え、見直しを行いました。

Q2.今回の健診の種類とオプション検査での利用料金の引き上げ理由について教えてください。

A2
検査項目や他の健診種別利用料金とのバランスを考慮し、さらに他健保の利用料金も参考に妥当な金額を設定しました。

Q3.2日人間ドックが廃止された理由を教えてください。

A3
実施機関毎に追加検査項目が異なり、一律の利用料金で実施することが困難となっているため、廃止としました。

Q4.今回追加になったオプション検査(頸動脈超音波・心臓超音波・大腸内視鏡)はどこで受けることができますか。

A4
令和6年1月中旬頃「令和6年年度健診実施要領」やホームページの健診機関一覧にてお知らせいたします。対応できない健診機関もあります。現時点での、健診機関への問い合わせはお控えください。

Q5.今回追加になったオプション検査(頸動脈超音波・心臓超音波・大腸内視鏡)を受ける条件(受診資格)はありますか。

A5
「人間ドック」のオプション検査として受診可能です。対象年齢は、頸動脈超音波検査と心臓超音波検査が「年度末年齢40歳以上の偶数年齢」、大腸内視鏡検査が「年度末年齢50歳以上」です。

Q6.今回追加になったオプション検査(頸動脈超音波・心臓超音波・大腸内視鏡)は直営健診センターで受けることはできますか。

A6
直営健診センターでは受診できません。

Q7.今回追加になったオプション検査(頸動脈超音波・心臓超音波・大腸内視鏡)は具体的にどんな検査ですか。

A7
頸動脈超音波検査 ・・・頸動脈の動脈硬化の有無、血管の詰まり具合、プラークの状態を調べる検査です。
心臓超音波検査  ・・・心臓の大きさ、動き、弁の状態、血液の流れなどを観察し、ポンプが正常に働いているかどうかを判断する検査です。
大腸内視鏡検査  ・・・ポリープ・腫瘍・炎症・その他大腸に異常がないか直接観察する検査です。

お問い合わせは健診事業課へ

TEL. 03-5925-5349
受付時間/ 月曜~金曜(祝日・年末年始を除く) 9:00~17:00

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