TOCOTOCO 2026 APRIL vol.131
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the 40th AnniversaryInterview検査結果がすぐに分かりその場で特定保健指導が可能IT を積極導入し健診を効率化山王健診センター所長 木戸 健治席配置の工夫、予約時間の調整など徹底した感染対策を行い、 現在ではコロナ禍前の受診者数にほぼ回復しています。 2024年には組合員数が家族も含めて100万人を超え、総合健保としては日本最大級の健保組合となりました。人口の約100人に1人が加入している規模であり、100万人の健康を預かる責任の重さを日々痛感しています。 現在、特に力を入れているのが特定保健指導です。2008年度から始まった特定健診・特定保健指導制度により、メタボリックシンドロームに着目した健康管理が健保組合に義務づけられました。健診を受けて頂くだけでなく、その結果を踏まえて一人ひとりに合わせた特定保健指導を提供することが重要です。タバコを吸っている人には禁煙指導、血液検査の数値が少し高めの方には食事や運動のアドバイスを、より積極的な介入が必要な方には3カ月にわたる継続的な支援プログラムを提供しています。直営健診センターの強みは、健診当日に特定保健指導を提供できることです。健診センター内に検体検査会社のブランチラボがあり、検査結果がすぐに分かるため、医師や管理栄養士が健診を受けたその日のうちに健康指導も行えます。受診者の状況をより深く理解した上で、きめ細かい支援が、健診当日にできることが強みと言えるでしょう。また、緊急を要する異常値があった場合は、すぐに医療機関へ紹介を行い、適切な医療を迅速に受けて頂くようにしています。 今後の目標は組合員一人ひとりの健康寿命を延ばすことです。現在は年齢や性別による区分はありますが、基本的には標準化された健診メニューです。しかし本来は、個々の健康状態や生活習慣に応じて、最適な検査項目や検査頻度は異なるはずです。個別化されたアプローチにより、より効果的な疾病予防が可能になると考えています。そのためにはデータの活用が不可欠です。過去の健診データ、医療機関の受診歴、生活習慣に関する情報などを総合的に分析し、一人ひとりのリスクを評価する。そして、そのリスクに応じた最適な健診メニューと特定保健指導を提供する。こうしたデータヘルスの取り組みと連携させていくことが重要です。健診結果の説明においても、医学的に正確な情報を提供するだけでなく、受診者が自分の健康状態を正しく理解し、必要な行動変容につなげられるような、分かりやすい説明を心がけています。 100万人という組合員の規模は大きな責任が伴いますが、同時にそれだけ多くの方々の健康を守り支えているというやりがいもあります。組合員の皆さまの健康を守り、安心して働き、充実した生活を送れるよう支援するため、職員一同全力で取り組んでいきます。日本最大級の健保組合の直営健診センターとして、質の高い健診サービスを提供し続けること、それが私たちの使命です。 10年後、20年後のより良い健康状態を実現するために、今からできる食生活、運動習慣、 飲酒習慣の改善、それに禁煙はとても重要です。健診を受けるだけでは、未来はかわりません。健診をきっかけに今の生活習慣をぜひ見直してみて下さい。それが未来の自分のため、家族のため、社会のためにきっとなると思います。  1993年に当組合最初の直営健診センターが市ヶ谷に開設されて以来、I T産業の成長とともに組合員も増え、1997年に赤坂、2002年に山王、2007年に大久保へと健診センターの数を増やしてきました。現在は山王と大久保の2拠点に集約し、年間約12 万人の健康診断を実施しています。この32年間で健診は大きく進化し、最新鋭の機器の導入により高精度かつ体に負担の少ない検査が可能となりました。 さらに、ITを活用し効率化も大きく進展しました。これまでは各検査室での待ち時間が長くなりがちでしたが、リアルタイムで混雑状況を把握して受診者を空いている検査室へ誘導するシステムを導入したことで、待ち時間を大幅に削減し、快適な健診環境を整えました。2024年には健診結果のWEB化も実現し、受診者はいつでも、どこでも健診結果を確認できるようになりました。 2020年に始まったコロナ禍では一時的に健診センターの閉鎖を余儀なくされましたが、 換気設備の強化、待合室の座128 未来の自分と家族のために今できることを

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