事業・決算報告05繰入・繰越金34,867百万円 10.0%調整保険料収入4,733百万円1.4% 令和5年度の収入支出決算は、一般勘定で収入 約3,497億円、支出 約3,213億円、差引 約284億円の決算残余金となりましたが、前年度からの繰越金や繰入金などを除く当年度の実質経常収支は、約81億円の赤字決算となっています。 介護勘定は、収入 約353億円、支出 約306億円、差引 約47億円の決算残余金となりました。財政調整事業交付金3,395百万円 1.0%雑収入その他2,194百万円 0.6%健康保険料収入304,538百万円106.3%)となっています。この結果、保険給付費と納付金等の支出額の合計は被保険者1人当たり452,845円(対前年度比105.5%)となっています。これらの経費の支払いに必要となる一般保険料を料率に換算すると、保険給付費が約4.25%、納付金等が約3.81%であり合計すると約8.06%で、令和5年度の保険料率8.5%の実に9割以上がこれらの支出に充てられたことになります。令和5年度に皆さまからお預かりした保険料の一部は決算残余金として積立金に繰り入れるなど所要の措置を講じ、将来の財政安定化に向けた取組を実施してまいります。財政調整事業拠出金4,728百万円 1.5%営繕費1,796百万円0.6%保健事業費18,244百万円5.7%138,617百万円154,711百万円支出43.1%その他 1,070百万円 0.3%納付金※端数整理のため、合計が符合しない場合があります。48.2%事務費2,125百万円 0.7%保険給付費収入87.1%一般勘定令和5年度は、被保険者数、標準報酬月額ともに順調に推移したものの、医療費などの保険給付費が過去最大になったことに加え、高齢者医療制度に係る納付金等について、令和3年度の概算納付金と確定納付金の精算額がふくらみ、法定給付費等が増大しました。決算ベースの対前年度比で、被保険者1人当たりの保険料収入は、3,415円増加し469,970円(対前年度比100.7%)となり、法定給付費と付加給付費を合計した保険給付費の被保険者1人当たりの額は、11,113円増加し、238,846円(対前年度比104.9%)となっています。また、被保険者1人当たりの納付金等の額については12,591円増加し213,999円(対前年度比■ 収入合計 349,727百万円■ 支出合計 321,291百万円医療費及び納付金負担増大により、平成22年度以来の赤字決算決算概要
元のページ ../index.html#6